2025年10月2日

*写真:Kaz Kibushi, BirdStar Co-Founder


百聞は一見にしかず、百見は一験にしかず、百練は一実にしかず

― 本当の「わかった」は、腑に落ちて説明できること ―

古来から「百聞は一見にしかず」と言われます。
聞くだけでは理解できない。実際に自分の目で見てこそ、初めて理解が深まるという意味です。

しかし私たちはさらにこう考えます。
「百見は一験にしかず」
どれだけ見ても、自分でやってみなければ本当の理解には至らない。100回見るよりも1度の経験がより重要ということです。

そしてもう一歩。
「百練は一実にしかず」
練習をいくら重ねても、実際の場でやってみる経験にはかなわない。


野球にたとえると

野球を知らない人に何度ルールを説明しても、理解は難しい。
球場に行って試合を見れば雰囲気を楽しめるが、選手の動きの奥深さまでは「わかった」ことにはならない。

自分でバットを振り、ボールを捕り、走ってみて初めて「難しい」と実感する。
そして経験を重ねると、観戦の見方や説明の聞こえ方も変わる。
「あの好プレーはすごい」「あの凡ミスには理由がある」と、我が事のように理解できるのです。


練習と実践は車の両輪

ただし実践が大事だからといって、練習を軽んじてよいわけではありません。
100回の練習があるからこそ、1回の実践で力を発揮できる。
練習は実践を意識して積み重ねるべきであり、その逆に実践で得た学びを練習に還元することも重要です。

練習では想定できない出来事が、実践の場では必ず起こります。
だからこそ、練習と実践は行き来しながら自分を鍛えていく必要があるのです。


「わかった」とは何か

私たちが考える「わかった」とは、単なる知識の記憶ではありません。

  • まずは「腑に落ちる」こと。
  • そして「自分の言葉で説明できる」こと。

これが「わかった」の本質です。


BirdStarが目指す学び

BirdStarの学びは、知識を「聞くだけ」で終わらせません。
見ること、やること、練習すること、実践すること。
その循環を通じて、知識が血肉となり、初めて「本当にわかった」状態に到達します。

私たちは、皆さんがその道を歩むための伴走者でありたいと考えています。


結び

百聞は一見にしかず、百見は一験にしかず、百練は一実にしかず。
学びは「聞く → 見る → やる → 練習 → 実践」というプロセスを行き来しながら深まっていきます。
そしてその先にある「腑に落ちた理解」と「説明できる力」こそが、BirdStarが提供する学びのゴールです。

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